沖田畷(なわて)の戦い(1584年)で戦死した塩田城主原直景(はら・なおかげ)の法要と講演会が5月4日午後1時から、直景が開いたとされる武雄市北方町の永林寺で開かれる。

 直景は龍造寺隆信に従い、沖田畷の戦いに出陣した。龍造寺軍と有馬・島津連合軍が激戦を繰り広げ、直景は隆信らとともに戦死した。同寺では毎年、旧暦の3月24日近くにあたる5月4日に法要を行い、直景と戦死者を供養している。

 法要後の記念講演では、佐賀戦国研究会の深川直也代表が「沖田畷の戦いとは」と題して解説する。問い合わせは住職の遙山俊寛さん、0954(36)2642。(清川千穂)