贈呈されたホンダ「N−BOX」と記念撮影する利用者ら=鳥栖市のNPOわかば

 ホンダ販売労働組合(東京都)は16日、鳥栖市の就労支援施設(森田紀男理事長、26人)に軽自動車を贈った。組合の20周年記念事業として組合員1万2700人から募った福祉カンパから、全国13カ所の福祉施設に車両を寄贈している。

 NPOわかばにはホンダの「N−BOX」を贈呈した。同労組の松本央中央執行委員、吉武和也ホンダモビリティ九州支部代表支部執行委員長らが施設を訪れ、「利用者の送迎や、施設で製造したものの配送などに役立ててほしい」と話した。

 森田理事長は「立派な車を頂き感謝している。障害者が社会の一員として働き、社会に貢献することに利用していきたい」と話した。(樋渡光憲)