指定薬物を含む植物片を販売目的で所持したとして、薬機法違反の疑いで逮捕された会社役員の男性ら3人について、静岡地検は、いずれも不起訴処分としました。

不起訴処分となったのは、いずれも富士市に住む会社役員の36歳の男性と、33歳の妻、無職の18歳の男性の3人です。

会社役員の男性は、静岡市葵区両替町で経営する店で、指定薬物「HHC」を含む乾燥植物片を、販売目的で所持した疑いで、店の従業員だった18歳の男性とともに、2024年2月上旬に逮捕されていました。

また、2024年2月下旬には、別の指定薬物「Δ9ーTHCH」を含む植物片を販売目的で所持したとして、会社役員の男性が再逮捕され、妻も逮捕されました。

静岡地検は、不起訴処分の理由について明らかにしていません。