任期満了に伴い4月21日に行われた静岡県の伊豆市長選挙は開票の結果、現職の菊地豊さん65歳が5期目の当選を決めました。投票率は過去最低となりました。

任期満了に伴い21日投票が行われた伊豆市長選は開票の結果、現職の菊地豊さん(65)が8425票で、新人の森良雄さん(80)の1688票に6700票以上の差をつけて、5回目の当選を果たしました。

<5選を果たした菊地豊氏>
「市長として絶対に大きな判断を誤らない、そのことを皆さんにお約束してあと4年間、時間を頂戴いたします」

現職の菊地さんは、公務の合い間に街頭活動をして4期16年の経験と実績をアピール。能登半島地震を教訓に、同様の特徴を持つ伊豆半島だからこそ災害に強いまちづくりが必要だと訴えました。

<5選を果たした菊地豊氏>
「大きな災害が起こった時に、確実にいくつもの集落は孤立し、救援まで数日はかかる。あすから速やかに災害対策の強化と、それから観光基盤とする産業の振興とアクセルをさらに倍加させる。そんな覚悟できた1週間でした」

投票率は、新型コロナ感染拡大のさなかに行われた前回2020年の59.01%より16.38ポイント低い42.63%で、伊豆市長選挙としては過去最も低い投票率となりました。