SBS

2024年2月に閉園した沼津市の水族館「あわしまマリンパーク」が5月10日内覧会を開き、新たに就任した社長が支援者や地元に対して現状を説明しました。目指すは2024年7月の営業再開です。

この内覧会は経営陣が変わり、経営の立て直しを進める施設の現状を知ってもらおうと開かれました。

Q:マリンパーク新しい社長が決まって
<参加者>
「(今村)クニトさん、大歓迎です。うれしくて“神”かと思いました。すごい期待で、きょううれしくてやってまいりました」

<淡島マリンパーク 今村クニト新社長>
「まずはあわしまマリンパークを水族館として残す。あとは普通に戻す。普通に楽しい水族館にする。これだけです」

4月、社長に就任した放送作家の今村クニトさんは20回以上通ったという「あわしまマリンパーク」への愛情や、自ら借金をして運営資金を用立てたことなどを明かしました。

そして、水族館の施設や財産をめぐる民事裁判や未払いとなっている土地の使用料など長年の問題を解決しながら、7月には営業を再開したい考えを説明しました。

<内覧会に参加した元従業員>
Q7月めどに営業再開したいという話だったが、ご自身は?
「頑張って、みんなで綺麗にね、やっていけたらいいな」

今村社長は今後、淡島周辺を盛り上げるための応援組織のメンバーを集めていきたいとしています。