静岡県掛川市の小学校で5月21日、パラリンピックの銀メダリストによる講演会が開かれました。今回の講演会は、掛川市の千浜小学校が、2024年で創立150周年を迎えることを記念して開かれました。

講師を務めたのは、2010年のバンクーバーパラリンピック・パラアイスホッケーで銀メダルに輝いた上原大祐さんです。

上原さんは二分脊椎症により、生まれつき歩くことができませんが、家族や仲間の支えを受けて、メダリストになるまでの経験などを振り返りました。

<バンクーバーパラ銀メダリスト 上原大祐さん>
「報われない努力もあるけれど、努力し続けてください。一度チャレンジしたけど、もうできないはやめてください」

<児童>
「大ちゃん(上原選手)の言葉が凄い心に残った」

<児童>
「努力すればするほど自分に夢に近づけるということで、これからもっと努力をしていきたい」

講演会の後には、子どもたちがアイマスクをつけ、パラスポーツを体験しました。