栃木県立がんセンター放射線治療科が昨年4月に、最先端放射線治療装置「エレクタ・ハーモニー」を国内で初めて導入し、1年が経過した。人為的なミス(ヒューマンエラー)の防止技術として自動化に特化するなど安全性が高く、210人の治療を実施。昨年11月には「即時適応放射線治療(オンラインART)」が始まり、患者の当日の体調に合わせ短時間で治療計画を見直し、これまで以上に負荷が少ない治療ができるようになった。