公式インスタグラム(@riize_official)開設後わずか4日でフォロワー100万人を突破、デビューシングルアルバム「Get A Guitar」は1週間でミリオンセラーに。数々の記録を打ち立て、K-pop界のライジングスターと呼ばれるRIIZE(ライズ)がついに日本単独公演を開催。5月11日(土)、12日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館にて行われた「2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ in TOKYO」は応募総数50万、倍率20倍以上!となり、その価値はまさにプラチナチケット。メンバーと幸運なファンたちが過ごす特別な時間となった。

応募総数50万、倍率20倍以上の“超プレミア”ファンコンサートの内容を完全レポート

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

1曲目は爆発的なパワーを感じさせるダンスが話題となった「Siren」。高速で細かなステップを踏みながら目まぐるしくフォーメーションを変えるパフォーマンスで身体能力の高さを見せつけ、会場の熱気をこれでもかと高めるメンバーたちに、BRIIZEも負けじと大きな声援を送る。MCを務めた篠原光氏の「今日はあなたとRIIZEだけの特別な時間です。今日という日を思い出したときに、私は確かにそこにいたんだ! そう思えるように声出して行きましょう!」の言葉がBRIIZEをさらに盛り上げた。

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

「こんばんは、RIIZEです!」と揃って挨拶し、各自が日本語でコメント。「みんな、目が美しいですね! 今日は一緒に踊りましょう!」(ソンチャン)、「今日も熱気がやばいですね! たくさんのパフォーマンスを準備してきたので楽しんでいってください」(ショウタロウ)、「今日もきれいですね〜。ごはんは食べましたか? 食べてない? なんで? 今日も楽しみましょう!」(ウンソク)と、それぞれの想いを語った。ウォンビンは「RIIZEの寿司職人、板前ウォンビンです! いらっしゃいませ!」と、寿司職人を志した経歴をネタにした挨拶で笑いを誘う。少し噛んでしまったのに目ざとく気づいたショウタロウに「もう1回!(笑)」とつっこまれ、2回目を披露するくだりも。決めポーズで「RIIZEのイケメン、ソヒです! 愛してる!」と愛嬌を見せるソヒ、最後は、BRIIZEから声が小さいことをいじられているアントンが「僕は、アントンだ〜‼(大声) …今日はよろしくお願いします(小声)」としめてくれた。

最初のゲームコーナーではカプセルの中に入っている質問に回答

続いて、最初のゲームコーナーへ。メンバーが1人ずつクレーンゲームに挑戦し、取ったカプセルの中に入っている質問に答えていく。

「もしアイドルになっていなかったら?」という質問では、ソンチャンは「大学生」、アントンも「大学で音楽を勉強」と回答し、ソヒは「小学生?」と笑いをとる。ウォンビンはもちろん「いらっしゃいませ! 寿司職人です!」と持ちネタを披露。ウンソクは「宇宙飛行士」、ショウタロウは「大企業の社長?」と、大きな夢を持つメンバーも。

次のカプセルには「全力でカッコつけてください」のお題が。「ではお願いします! 3、2、1!」とMCから間髪いれずに振られたショウタロウは「BRIIZE愛してる!」と長男らしい優れた適応能力を見せた。「愛してるよ(小声)」(アントン)、「愛してる〜♪」(ソヒ)、「めっちゃ大好き」(ウォンビン)、「…好きだよ」(ウンソク)と個性あふれる回答が続くなか、ラストのソンチャンはなぜか「ごめんね」と答え、会場を謎の切なさで包みこんだ。

3つめの質問は「アイドルをやっていてよかったと思うこと」。ウンソクが「いまこの瞬間」と日本語で答え投げキスをすると、会場からは悲鳴が。ショウタロウは「今日は家族も見にきているので、僕もこの瞬間です」と母の日にぴったりのコメントを残し、「お金にかえられない、BRIIZEの愛」(ウォンビン)、「僕の歌声がBRIIZEの役に立ったとき」(ソヒ)、「ただひたすら、BRIIZEに会えること」(アントン)、「いつもです」(ソンチャン)と、各自が愛を示した。

続いては「RIIZEとして一番記憶に残っている思い出は?」の質問。ウォンビンは「『memories』のMVをLAで撮ったときのことが記憶に残っています。貴重で、ピュアな思い出です」と、デビューまえを振り返り、アントン、ソヒ、ウンソクも同じくLAの思い出を回答。ショウタロウとソンチャンはMAMAやMMAといった年末の授賞式をチョイス。

次の質問は「宝くじで一億円当たったら?」。ここで、上手にカプセルをクレーンで釣り上げたソヒに会場から「ソヒ、ナイスー‼‼」の声援が。ソヒも「ナイスー‼」と相づちを打ち、思わぬコミュニケーションで盛り上げた。少し悩みながらソヒが「ラーメン…? コプチャン鍋…? 大きすぎてわかりません!」と愛らしく答えると、アントンは「僕は6分の1で分けたいと思います」と回答。すかさず「嘘だー!」「本当に?」と兄たちからつっこみが入る場面も。「洋服をいっぱい買います」(ウォンビン)、「僕は支出が多い方ではないんですが……デリバリーを頼みます」(ウンソク)、「メンバーと世界旅行」(ショウタロウ)と続き、最後のソンチャンは「僕が稼いだお金ではないので、半分は寄付、残り半分はBRIIZEに捧げます」と答え、大きな拍手を起こした。

最後の質問である「今年の夏何がしたい?」には、アントンが「メンバーと海に行きたいです」と答えると残りのメンバーも全員「海」と協調。「僕も海」(ソヒ)、「海で寝ます」(ウォンビン)、「海でラーメン」(ウンソク)、「海でアイス」(ショウタロウ)、「海で貝焼き」(ソンチャン)と答え、「泳いでいるのがソヒさんとアントンさんだけのようですね?」とMCに聞かれると、「みんなを水に濡らさないと……」(アントン)と末っ子がニヤリとしてコーナーはエンディングとなった。

2つ目のゲームではファンコンツアーを通してのメンバーの成長が明らかに

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

2つ目のゲームは「リアルタイム成長期」と名付けられた、今回のファンコンツアーを通してメンバーの成長を見せていくという企画。すでに韓国公演でゲームに敗退し、罰ゲームを課されていたアントンとウォンビンは、初日の公演でミッションを遂行する模様を公開。声が小さいことをいじられがちなアントンが、街中で大きな声で自己紹介をする様子が知らされた。

2日目にミッションの成功or失敗を発表されたのはソヒとウォンビン。ソヒのミッションは「日本でスタッフと写真を撮り、一緒にチャレンジをやること」。日本人スタッフに「One Kissチャレンジ」をレクチャーし、動画を完璧に撮影した様子が映し出されるとメンバーから感嘆の声が。ショウタロウが「ソヒ、おいで」と頭をよしよしすると大きな歓声が湧き、ソヒも得意げな顔を見せた。「ウンソクさん、ソヒさんがんばりましたね?」とMCに振られたウンソクはなぜかショウタロウをよしよしして、「なんでやねん」(ショウタロウ)とつっこまれ、ウンソクらしい不思議な一面を見せていた。

ウォンビンの課題は「愛してるを日本語の方言で習うこと」。このミッションは「失敗」のテロップが流れてしまい、ショウタロウから「ここで見せてくれる?」とBRIIZEのまえで披露することに。少し恥ずかしそうにしながらも「BRIIZE、愛してるで」と完璧に発音し、会場から「成功!」の声が。日本の方言に興味をもったメンバーも次々と「愛してるで〜」と叫ぶなか、ウンソクだけは「ほんま、好いとうよ」をショウタロウから耳打ちされ、かっこよく披露してくれた。

名曲カバーも相次いだライブパート

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

和やかな時間のあとはライブパートへ。ウンソクが「ここにいる人たちだけが見ることができる特別なステージ」と紹介し、ワン・ダイレクションの「ワン・シング」を爽やかにカバー。スタンドマイクを前に声の特徴を生かしながら恋の歌を奏でていき、あえてダンスを省き歌声を引き立てるステージが新鮮に映る。続けてアニメのOST「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」でキュートな姿を見せながら、メインステージ・花道・センターステージと駆け回って遠くのBRIIZEともコミュニケーション。さらに事務所の先輩であるSUPER JUNIORの「엉뚱한 상상(White Christmas)」もカバー。RIIZEオリジナルのダンスで、まさにここだけの特別なパフォーマンスを次々と披露。そして、「Love119 (Japanese Ver.)」でこのパートを締めくくる。ショウタロウの「一緒に歌いましょう!」という呼びかけにBRIIZEも大きな声で応え、ショウタロウとウォンビンが考案したサビのキャッチーな振付がステージと客席で揃うなど、多幸感たっぷりなRIIZE&BRIIZEの特別バージョンとなった。

ここで再びゲームコーナーへ。サイコロを振って出た目のゲームに挑戦し兄チームのショウタロウ・ウンソク・ソンチャンと、弟チームのウォンビン・ソヒ・アントンが勝負を繰り広げる。負けたチームには前半に行われた「リアルタイム成長期」に繋がる罰ゲームが課されるため、両チームとも必死に挑戦。

2人1組になり手を使わずハグしながらボールをキャッチするゲームでは、ショウタロウ&ソンチャンが敗北、ウォンビン&アントンが息の合った動きで勝利をおさめた。「Sirenよりも大変でした」(アントン)、「本当にきつかったです……」(ウォンビン)と、ヘトヘトになってしまった様子。ソンチャンも「アントンがこんなに早く動くとは思ってなかったです」と目を丸くしていた。

次のゲームはダンスチャレンジ。日本でも人気の「可愛くてごめん」で競った結果、ソヒが披露した冒頭の「チュ!」ポーズが可愛すぎたのか、またもや弟チームが勝利。さらにボーナス的に、会場からのリクエストが多かった事務所の先輩グループEXOの「Growl」チャレンジも全員で見せてくれた。

最後は体に貼った20枚の付箋を奪い合うゲーム。ウンソクとソヒがバトルを行ったが、走り回って逃げたせいで奪い合うまえに付箋が落ちてしまい、2人とも制限時間直前に落ちた付箋を貼り直すというズルい展開に。このゲームではウンソクが勝利したものの、総合的には弟チームの勝利。次のメキシコ公演で行われる罰ゲームは、ショウタロウが「メキシコの歌でダンスチャレンジを撮る」に決定。

クライマックスとなる最後のライブパートへ

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

VCRを挟み、最後のライブパートに突入。R&Bナンバーである「Honestly」が始まると、会場は一気にしっとりとしたムードに。ミラーボールに反射した光が会場を照らす幻想的な雰囲気の中、愛を失った心境をつづる歌詞が切なくも温かく響く。そこから「Talk Saxy」の激しいサックスのイントロが会場の空気を一転させ、力強いダンスで盛り上げながらデビュー曲「Get A Guitar」へ。ここでもBRIIZEとメンバーとの息はぴったりで、サビでは大きな掛け声が響き最高の一体感が。ショウタロウも「歌ってくれてる声、めっちゃ聞こえてました!」と特大の笑顔を見せ、ウォンビンは「めっちゃ暑いですね!」と羽織っていたシャツを脱ぎ捨ててタンクトップになり、BRIIZEからは悲鳴に近い歓声が巻き起こった。

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

さらに、RIIZEというグループが生まれるきっかけとなったダンスナンバーの「Joy」を披露。デビュー以前の準備期間につくられたこの振り付けはショウタロウとウォンビンが手掛けており、BRIIZEにとっても特別なステージ。彼ら自身の楽曲とはまた違った魅力をアピールし、会場を引き込んだ。続いて「9 Days」、難易度の高いハウスダンスが話題の「Impossible」へと駆け抜ける。どちらもこのファンコンで日本初披露となる曲だが、最新のカムバック曲である「Impossible」ではBRIIZEも完ぺきなコールで愛を示し、最後までメンバーとともにステージを作り上げた。

アンコールではRIIZE初のファンソングとなる「One Kiss」を歌唱し、ペンライトを使った振り付けをBRIIZEと一緒に楽しむメンバーたち。リラックスした様子で歌うメンバーに、温かな空気が会場を包む。そしてメンバーからのラストコメントへ。

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

ソンチャン「こうして2日目を終えたんですが、今日も本当に熱気がすごかったです。みなさん何かおいしいものを食べてきた感じがしますね? 楽しく公演できて本当にうれしいですし、幸せです。これから行われるホールツアーも一生懸命準備をして、みなさんと日本語で触れ合っていけたらうれしいです。日本デビューもたくさん期待していてください!」

ショウタロウ「今日は泣かないです(笑)。最後までみなさんが応援してくれて心が温かくなったのと、日本で公演できてすごく楽しかったです。ホールツアーも怪我しないようにがんばります。これからも日本でたくさん活動したいので、ずっと応援してくれたらうれしいです」

ウンソク「2日間の公演をして感じたのが、日本のBRIIZEが本当に幸せそうな表情で僕たちのことを見てくれたので、ステージをしながら励みになりましたし、みなさんから支えられていると感じて感謝の気持ちでいっぱいになりました。次の公演がますます楽しみになるような公演でした」

ウォンビン「みなさんがずっと立ち上がった状態で応援してくださって、一緒にジャンプもできるし、たくさんのエネルギーを受け取ることができました。みなさんのお陰で僕たちも全力でステージができたと思います。いつか僕たちがもっと成長してまたこの代々木に帰ってきたときは、感慨深い思いになると思います。そのときもこの瞬間のようにみなさんと素敵な思い出をつくれたらいいです。(日本語で)今日もBRIIZEのおかげで幸せでした。ありがとうございます!」

ソヒ「日本で公演をしたこの2日間、本当に楽しかったです! 何人いらっしゃるかわからないほどたくさんの方々が僕たちを応援してくださり、本当に感動しました。楽しい気持ちで公演することができました。また、ずっとBRIIZEのみなさんが最後まで僕と目を合わせてくれたので、それがありがたかったです。(日本語で)愛してる〜! また会いましょう!」

アントン「昨日僕がなぜ泣いたのかというと……こんなにも多くのみなさんが、僕たちは好きなことをしているだけなのに、その姿を愛してくださっているのを感じてすごく熱いものがこみ上げてきたんです。あそこの遠くの方までみなさんが僕たちの名前を持ってくださっています。ずっとその状態で、携帯も持たずに僕たちと目を合わせてくださっていることにすごく感動しました。最後の日なので寂しいですけど、またすぐ戻ってくるのでそのときにまたお会いしましょう」

最後は「最後は僕たちにとっても特別な思い出がある曲です。みなさんも、今日を僕たちとメモリーに残せるように盛り上がりましょう!」(ショウタロウ)と「Memories」をパフォーマンス。疾走感のある爽やかなポップソングで初の日本ファンコンを締めくくった。

ホールツアーに加えて最大級の夏フェスへの主演も発表され、この夏、本格的な日本活動をスタートさせるRIIZE。メンバーの言葉通り「成長して、夢を実現させていく」これからの彼らから目が離せそうにない。

セットリスト「2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ in TOKYO」

1.Siren
2.One Thing/One Directlon
3.HAPPY! HAPPY! HAPPY!
4.엉뚱한 상상(White christmas)/SUPERJUNIOR
5.Love119(Japanese Ver.)
6.Honestly
7.Talk Saxy
8.Get A Guitar
9.Joy
10.9Days
11.Impossible

=ENCORE=
12.One Kiss
13.Memories

Profile/RIIZE(ライズ)
RIIZEは「成長する(Rise)」と「実現する(Realize)」という2つの英単語を組み合わせた名前で、「共に成長し夢を実現して進むチーム」という意味が込められている。2023年9月4日、初のシングルアルバム「Get A Guitar」で正式デビュー。1週間でアルバム販売量101万枚を突破し超高速「ミリオンセラー」記録を立て、2023年度の授賞式ではデビュー4カ月で新人賞4冠王を獲得する快挙も成し遂げた。 デビュー3カ月で「ルイ·ヴィトン」のハウスアンバサダーに抜擢されるなど、広告およびファッション界でも高い話題性を立証している。

<RIIZE Information>
RIIZE Japan Official X:https://twitter.com/RIIZE_JPN@RIIZE_JPN
RIIZE Japan Official Instagram:https://www.instagram.com/riize_jpn
RIIZE Japan Official TikTok:https://www.tiktok.com/@riize_jpn
RIIZE Universal Music WEBSITE:https://www.universal-music.co.jp/riize/
RIIZE Japan Official Site:https://riizeofficial.jp/

撮影:田中聖太郎、河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
文:西野暁代