相手との差を痛感する一戦となった。

 U-23日本代表は3月22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦し、1−3で敗戦した。

 開始早々の2分に平河悠のゴールで先制した大岩ジャパンだったが、徐々に攻勢を強めた相手の反撃に遭い、34分、53分、90分と失点を重ねた。

 ボールを持てても、なかなか良い縦パスやラストパスを入れられず。球際でも相手に上回られる展開が続き、最後まで苦戦を強いられた。

 後半頭から投入された細谷真大は、ベンチから戦況を見守るなかでも、マリとの力の差を感じたようだ。
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「個のレベルが違うのと、(マリは)チームとしてもまとまっていて、やりたいことができていた。すごくタフな試合にはなると思っていたので、そのなかでもしっかり、勝ちを狙いながら戦いましたけど、自分達ももう一段階、レベルアップしないと良い勝負にはならないのかなと思います」

 細谷は「切り替えのところをもっと速くしたかったですし、球際のところも負けてはいけない部分だと思うので、そこを意識して入りました」とピッチに立ったが、「なかなかうまくプレーできなかった」と唇を噛んだ。

 次戦は25日、北九州スタジアム(福岡)でU-23ウクライナ代表と対戦。チームの絶対的ストライカーは「次に繋げていきたい」と改善を誓った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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