一方的な開催中止を痛烈に批判した。

 日本サッカー協会(JFA)は3月22日、日本代表の今シリーズの活動を終了すると発表した。

 前日に国立競技場で行なわれた北中米ワールドカップ・アジア2次予選第3節で、森保ジャパンは北朝鮮に1−0で勝利。5日後に平壌で開催される第4節に挑む予定となっていた。

 だが、北朝鮮側の意向でまず21日に平壌での開催が中止に。アジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)が協議した結果、今インターナショナルウィークでは実施しない決定となった。今後は日程を延期して行なうか、没収試合(日本が3−0で不戦勝)となる見込みだ。
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 この北朝鮮の身勝手な行動を糾弾したのが、韓国メディア『InterFootball』だ。「北朝鮮の非常識な運営は続いている。会見を拒否し、大会プロセスを無視する姿を見せ続けた」と苦言を呈している。

「なぜ国際舞台に再び出ようとするのか疑問に思うほど、コミュニケーションを欠いた行動をし続けている。北朝鮮内で可能なことが、国際舞台でも正常だと考えているのは驚きだ」

 同メディアは「今回は大会の運営日程を協議なしに自分たちで勝手に変えるという茶番を演じている。次から次へと、驚くほど非常識だ」と非難を続けている。

それだけあり得ない出来事だったということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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