指揮官が真っすぐ白旗を上げた。

 現地時間3月30日に開催されたブンデスリーガ第27節で、2位のバイエルン・ミュンヘンは5位のドルトムントとホームで対戦。序盤と終盤にゴールを奪われ、0−2で完敗した。

 この結果、シャビ・アロンソ監督のもと、今季の公式戦38試合無敗で首位を快走するレバークーゼンとの勝点差は13に拡大。残り7試合での逆転、リーグ12連覇は絶望的となった。

 今季限りでの退任が決まっているトーマス・トゥヘル監督は、試合後に『Sky』のインタビューに応じた際、「ブンデスリーガのシーズンは決まったか?」と問われ、「ああ、もちろん」と回答。一足早くライバルを祝福した。
【動画】ホームでの伝統の一戦で完敗…バイエルンの失点シーン
「今日の試合の後では何も言う必要はない。レバークーゼン、おめでとう」

 宿敵との伝統のデア・クラシカーで完敗。この屈辱については、こう語った。

「説明するのは難しいし、もちろん絶対的に不十分だ。正しい気概、正しい情熱で試合に臨むのは、明らかに非常に困難だ」

 国内で目的を失ったバイエルンは、唯一の希望、チャンピオンズリーグに全熱量を注ぎ込むほかない。来月の準々決勝では、難敵アーセナルと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「衝撃の除外」「一体なぜだ?」バイエルンの韓国代表キム・ミンジェ、まさかの“レギュラー剥奪危機”に母国激震!過小評価に苦言「見方が好意的ではない」 
 
【記事】「まさに今の日本代表に必要」アジア杯未招集DFに森保ジャパン入り待望論!「問題点めっちゃ解決しそう」

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!