現地時間4月6日に開催されたセリエAの第31節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが、5位の宿敵ローマとアウェー扱いで対戦した。

 鎌田が3−4−2−1の2シャドーの一角で公式戦2試合ぶりに先発したラツィオは7分、ショートカウンターから主砲インモービレがチャンスを迎えるも、枠を捉えられない。

 23分にペッレグリーニに強烈なミドルシュートを浴びるも、GKマンダスが凌ぐ。

 迎えた42分、CKからマンチーニに強烈なヘッドを叩き込まれて先制を許す。
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 1点ビハインドで折り返したラツィオはハーフタイムに3枚替え。ロマニョーリ、イサクセン、インモービレを下げて、パトリック、ペドロ、カステジェノスを投入する。

 しかし、55分にピンチ。カウンターから最後は、エル・シャーラウィにシュートを打たれたが、ポストに救われる。

 63分には、ゲンドゥジのシュートのこぼれ球に反応した鎌田がネットを揺らすも、オフサイドでゴールは認められない。

 68分にも鎌田がいい動きで抜け出そうとするもチェリクにファウルで止められ、イエローカードを誘発する。

 その直後にベシーノに代えて、ルイス・アルベルトを投入。鎌田はボランチに下がる。

 終盤はラツィオが押し込んだものの、1点が遠く、このまま0−1で終了。ライバルに痛恨の敗戦を喫した。

 最後の局面で精度を欠き、決定機な仕事はできなかったものの、献身的なプレスや前線への飛び出しを披露して奮闘した鎌田はフル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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