ガンバ大阪は4月14日、J1第8節でサガン鳥栖とホームで対戦。2−1で勝利した。

 41分に先制を許すも、45+3分に坂本一彩のゴールで試合を振り出しに戻す。タイスコアで迎えた後半、鳥栖の堺屋佳介が一発レッドで退場。G大阪は数的優位のなかで攻め立てるも、相手の堅牢な守備を崩せない。

 アディショナルタイムも8分を過ぎ、このまま引き分けかと思われた90+9分、勝負を決するゴールが生まれる。

 左サイドから宇佐美貴史がクロスを供給。ファーで反応したイッサム・ジェバリが丁寧に胸で落とし、これを三浦弦太が思い切り叩く。放たれたボールは相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 試合後のフラッシュインタビューで、殊勲の三浦は自身の得点を次のように振り返る。

「チャンスがありましたけど、なかなか最後、相手も堅いブロックだったなかで、普段より高いポジションを取って、こぼれ球に(備える)。ジェバリがしっかり落としてくれたので、思い切ってシュート、振って良かったなと思います」
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 焦れずに、攻め続けた成果だ。

「しっかりとボールを動かしながらチャンスを作ろう、最後まであきらめずにっていうとこは、チーム全員の意識としてあったと思うので、それが結果につながった」

 G大阪は3月16日に行なわれた4節・ジュビロ磐田戦(2−1)のあとは2戦連続ドローで、直近2試合は連敗。4戦未勝利と苦しんでいた。

 だが、鳥栖戦で5試合ぶりの白星。三浦は「連敗していたので、なんとしても勝ちたい試合で、最後の最後にこうやってゴールを決めて、勝つことができて最高です」と喜んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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