ドイツサッカー界で「世紀のタレント」と謳われるフローリアン・ヴィルツがまたしても魅せた。

 ブレーメンをホームに迎えたブンデスリーガ29節、後半からピッチに送り込まれた20歳の攻撃的MFは、68分に目の覚めるような無回転ミドルを突き刺すと、83分には見事な飛び出し&トラップからチーム4点目をゲット。そして試合終了間際、左サイドからのダイアゴナルなパスを完璧にコントロールすると、ハットトリック達成となるゴールを奪ってみせた。

 このゴール直後、ピッチサイドまで降りて来ていた観客が興奮を抑えきれずにピッチ内に。程なくしてタイムアップの笛が吹かれ、5−0の圧勝を収めたレバークーゼンのブンデスリーガ初優勝が決まった。
【動画】圧巻!天才ヴィルツのハットトリック
 創設120周年の節目に悲願を成就させたクラブへの賛辞もさることながら、溢れ返っているのはハットトリックという花を添えたヴィルツへの称賛だ。試合終了後、ネット上に以下のような賛辞が並んでいる。

「ドイツの未来だな」
「ヴィルツが最強」
「ブンデスMVPはヴィルツ」
「華ありすぎだろ!」
「化け物すぎる、20歳なんて信じられない」
「ゴール全部完璧だった」
「ドイツ代表を救ってくれ!」
「1点目正面ぶちこむのえぐすぎ」
「ヴィルツ欲しいチーム多いだろうなー」
「1億ポンドくらいで買えないかしら」
「マドリーでプレーする資格は十二分にある」

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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