パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップに臨むU-23韓国代表は、開幕前から揺れた。

 当初発表されたメンバーのうち、MFヤン・ヒョンジュン(セルティック)、DFキム・ジス(ブレントフォード)、MFペ・ジュンホ(ストークシティ)の3人が、所属クラブの事情で相次いで参加不可となったのだ。

 これで、5人を選出していた海外組は、キム・ミンウ(デュッセルドルフ)とチョン・サンビン(ミネソタ・ユナイテッド)の2人だけとなってしまった。

 これを受けて、韓国メディア『Xports News』は「5人がカタールに向かうと予想されたが、海外でプレーする選手は二人に過ぎない。日本やオーストラリアなど他のライバルがヨーロッパ組を多数借りることに成功した点と比べると残念な事実だ」と嘆いている。
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 同メディアは、「海外組の借り出し拒否と同じぐらい残念なのは、それが決定された時期だ。ヤン・ヒョンジュン、キム・ジス、ペ・ジュンホはすべて最終エントリーが発表された後にリストから抜けた。特にペ・ジュンホは開幕1日前の14日にストークから貸し出しは難しいという通知を受けた」と指摘している。

 また『OSEN』もペ・ジュンホの招集不可について、「韓国の不幸は日本の喜び」と題した記事を掲載。「ライバルの日本はペ・ジュンホの貸し出し不可のニュースを喜んでいる」と伝えている。

 韓国は16日のグループステージ初戦でUAEと対戦。日本とは22日の第3戦で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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