大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦で、UAEと対戦。2−0で快勝を収め、韓国との最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。

 中国との初戦を1−0でモノにした大岩ジャパンは、27分にセットプレーからDF木村誠二のヘッド弾で先制すると、66分にも加点。もう1点を挙げれば、グループBの単独首位に立てるため、最後までチャンスを作り続けたが、決定力不足でネットを揺らせなかった。
【動画】UAEを撃破!大岩ジャパンの2ゴール!
 この結果、日本は2戦2勝の勝点6、3得点0失点、得失点差+3で、最終戦で戦う韓国と全く同じ成績となった。

 準々決勝では、首位通過ならグループAの2位と、2位抜けならグループAの1位と当たるレギュレーションとなっている。A組の1位は2連勝でグループステージ突破を決めている開催国のカタールになる可能性が高く、日本も韓国も対戦は避けたいところ。そのため、日韓戦は消化試合ではなく、重要な一戦となる。

 勝ったほうが1位になるのは言わずもがなだが、ドローの場合はどうなるのか? 
 
 直接対決の勝点、得失点差、総得点、グループ全体の勝点、得失点差、総得点は全て同じのため、大会規定によって、PK戦が実施されることになる。仮に日本と韓国が別会場で試合をしていた場合はフェアプレーポイントだった。

 あと1点を取っていれば、日韓戦に引き分ければ首位通過ができていただけに、X(旧ツイッター)上では、「外しすぎ」が話題となっている。

「3点目が遠すぎ」
「日本代表勝ったけど、決定機外しすぎ。こういうとこの精度上げないと強い相手とやるときに致命的になるんよね」
「今日は完勝だけど決定機外しすぎ、せめてあと1点は欲しかった」
「5−0とかで勝てた試合でしょ」
「勝ったとはいえ、流石に見過ごせないほどシュート外しすぎ…。決定力高ければ、普通にあと2、3点は入ってたぞ」
「シュート外しすぎじゃない? 3点とっちゃダメなの?」

 俄然注目の日韓決戦は22日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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