清水エスパルスは4月28日、J2第12節で3位のファジアーノ岡山と敵地で対戦。35分に北川航也のゴールで均衡を破ると、最後まで相手にゴールを割らせず、1−0で勝利。4連勝を飾り、首位をキープした。

 試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督は選手たちの奮闘ぶりを称えた。

「選手たちは暑いなか、ゴールデンウィークで岡山まで来てくれたサポーター・ファミリーの思いに応えてみせた。最後の最後までファイトしましたし、ゴールをこじ開けて、堅い岡山さんからゴールを奪う。それで最後、しっかりクローズして勝ち切ってみせる。非常に素晴らしい、頼もしい選手たちだったと思っています」
【動画】エスパ北川航也の決勝弾!
 0−0だった31分にPKを獲得したが、これをカルリーニョス・ジュニオが失敗。嫌な流れが漂ったが、きっちり先制点を奪った。

「流れが傾きかけたなかで、ワンツーで打開していって、しっかりと決め切る。まさにキャプテンであり、エースだと思います。航也の個の能力、決定力、感謝しています」

 59分には原輝綺を投入し、システムを4バックから3バックに変更。その意図を以下のように説明する。

「システムのミスマッチがありました。単純にふさげば、我々はそんなに穴は開きませんから。まずはしっかりとシステムを合わせて、ある程度ミラーにすることで、相手の能力を相殺できますので」

 今後に向けては、「まだまだ連戦が続きますから、この勝ちを大きなものにするためには、あと2つ、連戦がありますので、ここをしっかり勝ち切ることによって、初めて今日、岡山さんに勝ったことに意味が出てきますから。気を抜くことなく、緩むことなく、またやりたいです」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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