2024年5月11日、味の素スタジアムで行なわれた柏レイソル戦で、サッカー人生初めて「途中出場した」のがFC東京のGK児玉剛だ。前半のアディショナルタイム、GK波多野豪の一発退場を受け、「また新しい経験ができるな」とポジティブな気持ちでピッチに入った。

 しかし、後半開始直後、柏の犬飼智也に30メートル以上のロングシュートを決められる。この失点を振り返り「結構良いシュートだったと思います。甘くはないなと。思い知らされた感じがします」と反省の弁を述べていた。

 ただ、児玉は改めて1失点目について聞かれると「スーパーゴールでしたか?」と逆質問した。記者が「スーパーゴールでした」と答えると、次のようにコメントした。
 
「でも、シュートを打ってくる前に(犬飼が)めっちゃ見てきて『これ、シュートを打つな』と分かっていましたけど、ちょうど打たれる瞬間にブラインドで見えなくて、一歩目が遅れたことが入ってしまった原因です。もちろんスーパーゴールなんですけど、止めないといけないですね」

 犬飼のシュートは正真正銘のスーパーゴール。セーブするのはほぼ不可能でシュートを褒めるべきだが、GKからすれば「止めないといけない」となる。児玉ならではの見解とも受け取れるだろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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