ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)プレーオフ3が13日に行われ、RWDモレンベーク(RWDM)の安部柊斗がオイペン戦で2ゴールを決めた。


 ボランチの一角で先発した安部は、0−1とリードを許して迎えた42分、マクタール・ゲイェのPKが相手GKに弾かれたところに素早く反応し、貴重な同点弾を決めてみせた。


 さらに55分には、カルロス・アルベルトの右からのクロスに、後ろから駆け上がった安部がヘディングシュート。これが見事にゴールネットへ突き刺さり、モレンベークを逆転に導いた。

 

 その後、マクタール・ゲイェが83分に追加点を決めて、3−1で試合終了。安部の2ゴールの活躍もあり、モレンベークは2023年12月17日のジュピラー・プロ・リーグ、レギュラーシーズン第18節のシント・トロイデン戦以来、公式戦15試合ぶりの勝利を飾った。


 現在、安部の所属するモレンベークはレギュラーシーズンの最下位でプレーオフ3に回っている。プレーオフ3はレギュラーシーズンの下位4チームが総当たりで6試合を戦い、下位2チームが2部に自動降格、2位も2部昇格プレーオフを勝ち上がってきたチームとの入れ替え戦に回る厳しいレギュレーションとなっている。オイペン戦の勝利でモレンベークはプレーオフ3で暫定2位に浮上した(コルトレイクとシャルルロワは1試合未消化)。


【スコア】

RWDモレンベーク 3−1 オイペン


【得点者】

0−1 25分 ゲイリー・マグニー(オイペン)

1−1 42分 安部柊斗(RWDモレンベーク)

2−1 55分 安部柊斗(RWDモレンベーク)

3−1 83分 マクタール・ゲイェ(RWDモレンベーク)