27日、プレミアリーグ第35節ウェストハム対リヴァプールが行われた。


 中5日のウェストハムと、中2日のリヴァプールが激突。前節ベンチスタートだった日本代表MF遠藤航は、スターティングメンバーに復帰した。


 先制したのはホームのウェストハムだった。43分、左CKをショートコーナーでリスタートすると、MFモハメド・クドゥスがクロスを供給。中央で待っていたFWジャロッド・ボーウェンが叩きつけるヘディングシュートを放ち、ボールはGKアリソンの手を弾きながらゴールネットを揺らした。スコアは1−0でハーフタイムとなる。


 1点を追いかけるリヴァプールは後半立ち上がり、FWルイス・ディアスからのパスをペナルティエリア内で受けたDFアンドリュー・ロバートソンがワントラップから左足でシュートを放ち、同点ゴールを記録した。勢いに乗るリヴァプールは65分、逆転に成功する。左CKからFWコーディ・ガクポが右足でシュートを放つと、ボールはDFアンジェロ・オグボンナに当たりゴールネットへと吸い込まれた。


 逆転を許したウェストハムだが77分、右サイドでボールを持ったボーウェンが左足で柔らかいクロスを供給すると、中央で待っていたFWマイケル・アントニオがヘディングシュートを決めた。試合は2−2で再び同点となる。


 その後の一点の行方に注目が集まったものの、結局どちらもゴールまでには至らず試合は終了。2−2の引き分けとなり、ウェストハムは直近の公式戦4戦未勝利、また優勝を争うリヴァプールにとっては2戦未勝利という痛い引き分けとなった。


 なお、遠藤は途中交代でピッチを後にする79分までプレーした。


【スコア】

ウェストハム 2−2 リヴァプール


【得点者】

1−0 43分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)

1−1 48分 アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)

1−2 65分 オウンゴール(リヴァプール)

2−2 77分 マイケル・アントニオ(ウェストハム)