ブンデスリーガ第33節が11日に行われ、フライブルクはハイデンハイムと対戦した。


 試合前の時点で7位につけるフライブルクは、来季の欧州カップ戦出場権獲得に向けて、ホームにハイデンハイムを迎えた。堂安律は12試合連続の先発出場となった。なお、この試合は今季限りでの退任を発表しているクリスティアン・シュトライヒ監督にとって、最後のリーグ戦ホームゲームとなる。


 試合が動いたのは29分だった。左サイドからクリスティアン・ギュンターがクロスを供給すると、ファーサイドからペナルティエリア内中央まで鋭い動き出しを見せた堂安がダイビングヘッド。強烈なシュートは相手GKの手を弾いてゴールネットに吸い込まれた。堂安はAFCアジアカップカタール2023からチームに復帰して以降、これでリーグ戦13試合で6ゴール目。なお、リーグ戦6ゴールは堂安にとってブンデスリーガキャリアハイとなった。


 一方、ハイデンハイムも37分に反撃する。エレン・ディンクチのパスからケヴィン・セッサが上手くターンして前を向くと、ドリブルでペナルティエリア内まで侵入。最後は右足で冷静に逆サイドのネットへ流し込み、ハイデンハイムが同点に追いつく。


 同点に追いつかれたフライブルクは、勝ち越しを目指すが、チャンスを決めきることができない。55分に訪れたゴール前での決定機も、ミヒャエル・グレゴリッチュのシュートはケヴィン・ミュラーの好セーブに阻まれた。


 試合はこのまま1−1で終了し、フライブルクは勝ち点を42ポイントに伸ばした。来季の欧州カップ戦出場権を争うライバルである8位ホッフェンハイム(勝ち点40)は、12日22時30分(日本時間)よりダルムシュタットと対戦する予定となっている。


 


【ゴール動画】堂安律の先制ゴール!