2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、ガンバ大阪と川崎フロンターレが対戦した。


 立ち上がりからアウェイの川崎Fがボールを支配し、押し込んで試合を進めた。すると26分に先制点が生まれる。ペナルティエリア内の波状攻撃から遠野大弥のヒールパスを受けた家長昭博がゴール前の混戦に浮き球のパスを供給。これを瀬川祐輔がヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。川崎Fが連続攻撃から先制点につなげる。


 なかなかシュートまで持ち込めず、苦しい展開になっていたG大阪だが、失点後すぐに得点を取り返す。28分、左サイドで獲得したフリーキックを宇佐美貴史が蹴ると、中谷進之介が触れてゴールに吸い込まれた。この試合の初シュート、中谷の加入後初ゴールで、G大阪が1−1の同点に追いついて前半を折り返す。


 後半に入ると、ウェルトンがシュート性のクロスを放つなど、G大阪がゴールに迫る。すると、70分に得点が生まれた。右サイドからのコーナーキックを宇佐美が蹴ると、ニアサイドで福岡将太がヘディングシュートし、ゴールネットを揺らした。


 逆転を許した川崎Fも、家長が強烈なミドルシュートを放ちゴールを脅かす。しかし、81分にG大阪がカウンターから追加点を奪った。ダワンのスルーパスから抜け出した坂本一彩は高井幸大に阻まれたが、こぼれ球を拾った山下諒也が冷静にパスを選択し、最後は倉田秋がシュート。ゴールへ押し込み、リードを2点に広げた。


 試合はこのまま3−1で終了。G大阪が4試合負けなしとなり、敗れた川崎Fは2連敗となった。


【スコア】

ガンバ大阪 3−1 川崎フロンターレ


【得点者】

0−1 26分 瀬川祐輔(川崎フロンターレ)

1−1 28分 中谷進之介(ガンバ大阪)

2−1 70分 福岡将太(ガンバ大阪)

3−1 81分 倉田秋(ガンバ大阪)



【ゴール動画】カウンターから倉田が追加点