開幕二軍スタートも絶好調の髙橋宏斗

中日・髙橋宏斗と阪神・村上頌樹のインフォグラフィック


14日のプロ野球は6試合中4試合が地方開催となる。愛知・豊橋市民球場では2年連続で中日と阪神が対戦。予告先発は中日が髙橋宏斗、阪神が村上頌樹と発表された。

中日の髙橋は開幕二軍スタートとなったが、4月28日の広島戦(バンテリンドーム)で今季初登板。ここまで2試合に先発して1勝0敗、計15.2イニングを投げて自責点ゼロと好投を続けている。

前回登板した5日のヤクルト戦(ベルーナドーム)では、8.2回123球を投げて3安打11奪三振3失点。自らの送球ミスで完封を逃したが、今季初勝利を手にした。そこから中8日で初の豊橋市民球場のマウンドに上がる。

阪神戦には今季初登板。昨季は3試合に先発して0勝1敗、防御率3.32の成績だった。強力阪神打線相手に本塁打はゼロに抑えたが、今日は両翼93メートル、中堅115メートルと狭い球場での一戦だけに、細心の投球を心掛けたい。

チームは現在5位ながら首位・阪神とは3ゲーム差。是が非でも取りたいカード初戦で、絶好調の4年目右腕が再び快投を見せるか。

豊橋で2年連続登板となる村上頌樹

一方、阪神先発の村上は今季6試合に先発して2勝2敗、防御率0.88と規定投球回に到達している投手の中では唯一の0点台をマーク。現在5試合連続でHQS(7回以上自責点2以下)中と、昨季に続き安定感抜群のピッチングを見せている。

前回登板した7日の広島戦(甲子園)では7回116球を投げ、5安打8奪三振2失点(自責は0)と力投するも、打線の援護なく黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

中日とは今季初対戦。昨季は4試合に先発し、3勝1敗、防御率2.08と好投。岡林勇希や細川成也ら主力を0割台に抑えていたが、石川昂弥には10打数3安打1本塁打と打たれていた。今日の対戦でも要注意だろう。

豊橋での登板は2年連続。昨年は5回96球7安打7奪三振で昨季ワーストタイの4失点を喫したが、打線の援護のおかげで白星を手にした。昨年の登板を糧に、昨季MVP右腕が今年はどんな投球を見せるのか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織−DeNA・A.ケイ(富山)
ヤクルト・小澤怜史−広島・床田寛樹(松山)

【パ・リーグ】
日本ハム・山﨑福也−西武・髙橋光成(エスコンF)
楽天・C.ポンセ−ソフトバンク・有原航平(楽天モバイル)
オリックス・東晃平−ロッテ・西野勇士(那覇)

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