2024年3月に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、東京・サンシャイン劇場にて上演する、神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』のキャラクタービジュアルが公開された。

世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」 が、2023年8〜9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ 『呪縛の家』 に続く、神津恭介シリーズ第二弾。
原作は明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」のひとりと言われる 「神津恭介」が主人公のシリーズ作品で、第一弾の『呪縛の家』では東京大学医学部法医学教室に所属していた神津恭介が、旧制第一高等学校、通称一高に通っていた時の事件を描いた表題作『わが一高時代の犯罪』とその続編とも言える『輓歌』の2編をひとつの作品にして舞台化する。

前作に続いて構成・演出は「ノサカラボ」の主宰・野坂実。脚本を手掛けるのは須貝英。そして、音楽を村井邦彦と上野耕路が前作に続き担当する。また、主演に林一敬、共演に小園凌央、関翔馬、高橋曽良、小山龍之介、滝佑里、細貝圭、加藤雅也、そして、能條愛未、中野郁海がWキャストとして出演、さらに片岡鶴太郎が特別出演する。

この度、全キャストのキャラクタービジュアルが公開された。


さらに、まもなく迎える開幕に向けて、キャストの林一敬、小園凌央、加藤雅也よりコメントが到着。

林一敬 コメント

神津恭介役をやらせていただきます。林一敬です。
今回は「我が一高時代の犯罪」というタイトルで僕(神津恭介)が高校時代の物語となっております。
初恋も描かれています。あの天才名探偵がどのような学生時代を送っていたのか、どのような初恋をしたのか。
タイトルにある"犯罪"とは何なのかを考えながら観ていただけると作品をより楽しんでもらえると思います。

小園凌央 コメント

松下研三役の小園凌央です!
松下は神津恭介の親友にして相棒です。
シャーロックホームズでいうと、ワトソン博士ですね!
明るくて好奇心旺盛な正直者ですが、それ故に気になったことに対して首を突っ込み、事件に巻き込まれていきます。キャスト全員一丸となって、この激動の時代を作り上げております。
今回は、神津の恋や謎解きなど、見どころがてんこ盛りです!
皆様お楽しみにしてください!!

加藤雅也 コメント

今回、私は貪欲で野心家の実業家、水町泰蔵を演じます。
今回の舞台は原作を読まれて結末がわかっている方でも楽しめる演出になっております。
あの時代の空気や陰影を同じ空間で感じ取ってもらえたら嬉しいです。
舞台上で繰り広げられるハラハラドキドキの展開をお楽しみください。