フリーアナウンサーの羽鳥慎一(53)が18日、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)にゲスト出演。政治ジャーナリストの田崎史郎氏が番組で激論を交わしている“好敵手”である元テレビ朝日社員・玉川徹氏をどう思っているかを明かす場面があった。

 番組パーソナリティーでテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でも共演する玉川徹氏から、仕事をする上で気を付けていることを問われた羽鳥は「一人でやってるんじゃないということですね。みんなでやってるっていう。そこは玉川さんにも強く言いたいところですね」と強調した。

 玉川氏が「僕だってそう思ってやってますよ」と反論すると、羽鳥は「そうか。もう2倍ぐらい思いましょうか」と話して笑わせた。玉川氏が「まあそれも味だと思ってるんだよね」と話すと、羽鳥は「全然いいんですよ。それをフォローしようと周りがそういう雰囲気になるからいいんですよね」と納得した。

 「で、玉川さんも厳しいこと言うけど、田崎さん、田崎史郎さんって政治ジャーナリスト。凄く厳しく言うんですよ、玉川さん、田崎さんに」と「モーニングショー」での様子を明かしたものの「でも田崎さんって呼ぶといつも来てくれるんですよ」と続けた。

 羽鳥は田崎さんに「あんな言われ方したら来たくないでしょう、何で来るんですか」と聞いたことがあったという。すると田崎氏からは「玉川さんは厳しいことは言うけど、私に対して個人攻撃はしない」と話したとした。

 さらに「人格否定をするような人だったら来ないけど、政権とか政策に対して玉川さんなりに厳しい言葉を言って、ちょっと答えづらいなあって思う事もあるけど、なんでそんな言い方でそうい事を言うんだろうっていうことはない」とも語ったと回顧。羽鳥は「だからそこはいいのかなあと思います」と語った。

 玉川氏は「そうねえ。まあ田崎さんいい人なんですよ、また」としみじみ。羽鳥は「そう。だから周りがね、みんな支えてるんですよ、玉川さんを。本当に」と力を込めた。