TOKIOの城島茂(53)が5日放送の日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・00)に出演し、番組始まって以来の珍事に困惑した。

 この日は「DASH巨大食堂」企画が放送され、“土佐湾の恐竜”と呼ばれるイシナギを釣り上げるため、安芸・室戸沖近辺にやってきた城島。なにわ男子・藤原丈一郎と静岡大学准教授・加藤英明氏も参戦して捕獲を目指した。すると、加藤氏の釣り竿が大きくしなりヒットかと思われたが、根がかりだった。

 そして、釣りに帯同した漁師が根がかりから釣り針を外そうとリールを巻きあげた瞬間、コードが引きちぎられて釣り竿が海底へと沈んでしまった。漁師が「すいません…」と謝る中、城島が「ん?あれ?竿は?」と尋ねると、加藤氏は「竿ごと持ってかれた…」と釣り竿約8万円、リール約21万円の計29万円が海底に消えたことに落胆。

 藤原が「DASH!!の今までの回で竿ごと行くことってありました?」と聞くと、城島は「それは…絶対許されへんし、ありえない」と番組始まって28年の歴史の中で初の珍事に困惑した。

 だが、この後に“奇跡”が待っていた。竿が海底へと沈んだ後、城島の竿にヒット。「何だこの重さは?」と吐露しつつ引き上げると、釣り上げたのは先ほど海底へと沈んだ竿だった。まるで童話のような結末に船上にいた全員が衝撃を受けていた。