唐さんが紅テントでの公演を始めた新宿・花園神社の片山裕司宮司(50)も「普段はとても穏やかな人でした」と追悼。

 唐さんは、境内での公演を許可してくれた先代宮司夫婦の息子が幼くして病死してから毎年、供養の意味も込めてクリスマスイブにおもちゃやケーキなどを届けていたという。

 近年は、本人の代わりに唐組の団員が届けることも多くなったが、数十年にわたり続いていたといい「豪傑な部分もあるけど、本当に優しくて繊細な心遣いができる方だった」としのんだ。