歌手の近藤真彦(59)が9日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木深夜1・00)に出演。アイドルのキャリア転身の難しさについて語る場面があった。

 この日はプライベートでも親交があるというギタリストのMIYAVIとともに出演。デビュー後とデビュー前での“モテる”ということへの意味について話が及び、近藤が「デビューする前にモテるのと意味が違う。デビューしちゃってモテるのってなんかちょっと違うじゃん」と話した。

 すると、MIYAVIは「キャリアを始めてからモテるってこと?それは違いますよね。“カッコいいですよね!”って言われる時に、言うたらカッコいいのが仕事。カッコ良くないとダメ。“カッコいい!”って言わせてナンボの仕事しているから、モテるっていうことは当たり前じゃないけど、それが仕事。ドキドキさせて」と熱弁をふるった。

 これに「凄い、いいヒント」と近藤。「(自分は)もう60歳になるんだけど、アイドルが例えばギタリストになるとか、ロックアーティストになるとか、渋い役者になるとかって言ってもなれないんだよ。一生なれないだよ」とキッパリ。「アイドルが付いてきちゃうから。だから、アイドルはとてもいいきっかけでデビューさせてもらったと思っているけど、ある時期、やっぱり邪魔になるときがある」とした。