バイオリニスト高嶋ちさ子(55)が、10日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜後6・50)に出演し、亡き母との母の日にまつわる思い出を語った。

 12日の母の日を前にしたエピソードトーク。高嶋の母は、母の日が近づくとあからさまにアピールしてきていたという。「5月に入って、チラシで母の日とかいろいろ入ってくると、わざと見えるように、“近づいてきたわね、いよいよ”って。すごかった、アピールが」と振り返った。

 「“何か買う?”って言うと、“いらないわよ、いらないわよ。私なんかムカデよりも靴持ってるから”って言うわけ。ホントにいらないのかなと思って、私だけ“たまたか(玉川高島屋)に行ってくる”って言うと、“しょうがないわね。私も行こうかしら”って」

 高嶋の買い物の付き添いと見せかけ、母はしっかり作戦を練っているという。「自分が持ってる中で一番、汚い靴を履いてくるわけ。私が靴を買っていると、“いいわねえ。あなただけ素敵な靴買って。私なんてこれで十分”とか言うの。しょうがないから、“じゃあ買おうか?”って言って、買うの」。あまのじゃくすぎる母の遠回しなおねだりに、スタジオは笑いに包まれていた。