ドジャースの大谷翔平投手(29)が6日(日本時間7日)、ナショナル・リーグの週間MVPを受賞した。昨季まで所属したアメリカン・リーグのエンゼルスでは7度受賞しているが、ドジャース移籍後は初の受賞。日本選手最多を更新する通算8度目の受賞で、両リーグでの受賞は日本選手としては野茂英雄、イチローに続き、3人目となった。

 賞の対象は4月29日(同30日)から5月5日(同6日)までで、この間に大谷は5試合に出場。21打数11安打の打率・524、3本塁打、7打点、2盗塁、長打率・952をマーク。5日のブレーブス戦では今季初の1試合2本塁打を放つなど、4打数4安打3打点の活躍で数字を引き上げた。

 6日(同7日)のマーリンズ戦前に大谷の週間MVP受賞について問われたデーブ・ロバーツ監督は「ストライクゾーンをコントロールしていた。いいカウントで打てる球を振っていた。いい仕事をしていた」と称えていた。