【五輪最終予選】U―23代表、引退発表の長谷部に感謝&超えたい思い 昨年ドイツ遠征時に激励受ける
昨年3月、大岩ジャパンがドイツ遠征の際に長谷部が激励に訪れてくれた。当時の遠征に参加し、現在は同じドイツでプレーしているMF佐藤恵允(22=ブレーメン)は「長谷部さんは長年、日本をけん引してきた素晴らしい選手。励ましに来てくださった時も、人間的にも偉大なんだという印象だった」と振り返る。
MF山本理仁(22=シントトロイデン)は「僕らが小学生時代から見てたヒーロー。憧れの選手。そういう選手が引退するのは寂しい」と語った。
そのうえで、長谷部誠という存在を超えなければならない使命感を口にした。佐藤は「次は自分たちの世代がそういう選手になっていかないと。日本サッカーの進歩のためにも必要だと思う」と話し、山本は「超えていかないといけない。今まで日本サッカーを盛り上げてくれて、高いレベルまで持ってきてくれたことを感謝しつつ、超えることを目指していかないといけない」。まずは五輪世代の最大の目標であるパリ切符を獲得し、一歩ずつ近づいていく。