<鳴門20日12R準優勝戦>原田幸哉(48=長崎)が滑り込みで準優勝戦進出を果たした。

 19日の予選最終日は4Rで5コースから会心の捲り差しを決めてシリーズ初勝利。続く11Rは3コースから握ると、最終ターンまで続いた吉川元浩との激しい競り合いを制して3着に入った。得点率を6・00点まで押し上げ、同率で並んだ白井英治を勝利数で上回り予選を18位で通過した。

 「4日目は直線を度外視して、ターン回り重視のセッティングにして良かった。前半は展開を突けたし、後半も追い上げることができた」と振り返った。

 20日の12R準優勝戦は6号艇で登場。「直線、ターン回りのどちらに寄せても人より少し分がいい。メンバーと気象条件でどちらに寄せるか考える」。的確な調整で準優勝戦も上位着に食い込む。