◇セ・リーグ 巨人2ー7DeNA(2024年4月26日 横浜)

 巨人はDeNAに敗れ、9連戦の2カード目初戦を落とした。戸郷翔征投手(24)が7回1失点と好投も、開幕から無失点と10試合連続ホールド中だったドラフト1位ルーキー・西舘勇陽投手(22=中大)が逆転を許した。

 8回に2番手で登板した西舘は、先頭の桑原に安打を許し、送りバントから1死二塁とされると、続く佐野に同点の適時打二塁打を浴び、プロ入り初失点を喫した。さらに牧にも二塁打を浴びて逆転を許し降板となった。

 試合後阿部慎之助監督(45)は「もう責められないな、ピッチャー陣は。スッキリした負け方だった。良く粘ったけど」と、ここまで好投を続けてきたドラ1ルーキーをかばった。

 次回登板に向けては「まあ、いつかは点は取られるから。こういう形で、悔しい思いをして。失投だったもんね。プロは甘くないというのは分かったろうし。明日以降また頑張ってくれればいいかなと」この悔しい思いを糧にしてくれることを願った。

 この日も2得点に終わり、12試合連続3得点以下の球団ワースト記録タイとなった打線については「まあまあ、それもあるし。タラレバを言っていたら明日になっちゃうから」と奮起を期待した。