Jリーグは21日、都内で理事会後に会見し、20日にサウジアラビアのプロリーグと戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。

 両リーグの発展に向け、育成やビジネス面での情報共有、人材交流などが主な目的。海外プロリーグとの協定締結は、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシアに続く8カ国目だが、過去7カ国とは異なり、試合登録時は引き続き外国籍選手の扱いとなる。

 協定期間は来年12月31日までだが、継続的な関係性を目指していく。野々村芳和チェアマンはJリーグを通じ「近年、サウジプロリーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグにおいて目覚ましい成績を残しています。今回の戦略的パートナーシップにより、日本とサウジアラビア両リーグの連携・交流を深めることで、両リーグのフットボール水準を向上させ、アジアのフットボールの価値をともに高めていきたいと考えています」とコメントした。