ドジャース山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に先発登板。6回4安打7奪三振無失点の快投で今季2勝目を挙げた。

■スーパープレーに敵地でも大歓声

山本は初回から安定の立ち上がりでナショナルズ打線を三者凡退に抑えると、続く2回裏も連続三振で無失点に。4回裏、元同僚ジョーイ・メネセス内野手に二塁打を浴びピンチを背負うも、後続を落ち着いて打ち取った。

1−0とドジャースがリードして迎えた5回裏、山本は先頭のエディ・ロサリオ外野手に4球目スプリットを痛打されると、104.8マイル(約168.6キロ)の強烈な打球が顔面付近へ。山本はのけぞるように身体を大きく傾けながら間一髪で好捕。これには敵地も驚きの声を挙げ、大歓声で惜しみない拍手を贈った。

MLB公式X(旧ツイッター)もこのスーパープレーを取り上げ、「ヨシノブ・ヤマモトはどうやってこのプレーをしたんだ」と投稿。現地実況も、プロ野球で3度のゴールデン・グラブ賞を獲得した山本の守備力を紹介し絶賛した。

山本は6回97球4安打7奪三振1四球無失点の快投で、嬉しい今季2勝目。ドジャースのリリーフ陣がわずかなリードを守り切り、2−1で逃げ切った。カード3連勝でスイープ。

なお、この試合「2番DH」で先発出場した大谷翔平投手は4打数ノーヒット。連続試合安打は9でストップしている。