ドジャース大谷翔平投手は今季ここまで30試合に出場し、打率.336、7本塁打、18打点の成績。OPSは1.038を記録し、14二塁打、5盗塁など各部門で安定した成績を残している。

■花巻東の先輩も「速くて見えなかった」

そんな大谷だが、米データ会社『Codify』が注目したのが大谷の打球速度。27日(日本時間28日)のブルージェイズ戦では花巻東の先輩・菊池雄星から自身最速の119.2マイル(約192 キロ)を記録して適時打を放ったが、大谷の打球スピードには関心が寄せられる。

『Codify』の公式X(旧ツイッター)が「今年のロサンゼルス・ドジャースにおいて最も強く打った打球」と紹介したデータによると、大谷は118.7マイル(約191キロ)、115.8マイル(約186.3キロ)、115.6マイル(約186キロ)と上位には大谷の名前が並び、10番目にようやくジェームズ・アウトマン外野手が110.7マイル(約178.2キロ)を記録して名を連ねている。

前日に最速打を打たれた菊池が「速すぎて見えなかった」と苦笑するなど猛威を振るう大谷の打球。データ解析システム『スタットキャスト』が導入された2015年以降では、ジャンカルロ・スタントン外野手、アーロン・ジャッジ外野手ら5人が記録した120マイル(約193.1キロ)超えにも期待がかかる。