総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.46ライジン46)」は29日、有明アリーナにて開催。日韓対抗戦の大将戦「中島太一 vs. キム・スーチョル」は、キム・スーチョルが2ラウンド6秒でKO勝ちした。日本人キラーが、全勝記録を10人に更新した。

■日韓対抗戦は2勝1敗で日本の勝利

日本人負けなしで、コリアンゾンビの異名を持つキム・スーチョル。スーチョルは持ち前のスタミナで第1ラウンドから果敢に攻める。スクランブルに持ち込もうとするスーチョル、残り1分で右ストレートを顔面に入れるが、中島のジャブで流血も見せた。

第2ラウンド、開始早々カーフを蹴った中島にスーチョルが顔面に左フック一撃。中島はマットに倒れ込み、最後はパウンドでレフェリーストップとなった。試合後には、「RIZIN」の榊原信行CEOに日本語でタイトルマッチを直訴した。

3対3の日韓対抗戦は、先鋒戦の「倉本一真 vs. ヤン・ジヨン」は判定2−1で倉本一真、中堅戦の「神龍誠 vs. イ・ジョンヒョン」は神龍誠が一本勝ち。日本チームは2勝1敗で韓国チームに勝利した。

SNS上では「日本語でマイクもしてくれて推せる」「スーチョルやっぱり強すぎる」「スーチョル選手勝って嬉しい叫んだ」「愛すべきキャラ」「RIZIN代表でベラトールと戦ってくれたしRIZINホームよね」と韓国チームでありながらスーチョルを応援する声も多く上がっている。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。