パドレスダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発登板。7回を投げ2安打9奪三振無失点の好投で、日米通算200勝を達成した。

■強打のブレーブス打線を寄せ付けず

前日の登板が悪天候のため流れたダルビッシュはスライド登板。強打のブレーブス打線を前に圧巻の投球を披露する。

ダルビッシュは初回、マルセル・オズナ外野手に二塁打を打たれるが後続を断つ立ち上がり。味方打線が初回に2本塁打などでエースを盛り立てる。その後は内野安打1本に抑える快投。7回までに9奪三振を奪う投球で、快挙を手繰り寄せる。

ダルビッシュは7回を投げたところで降板、99球を投げ、2安打9奪三振無失点で防御率は2.08。王手をかけたマウンドでも調子のよさを見せつけた。

ダルビッシュは日本ハムでプレーした日本時代に7年で93勝を挙げ、2012年からメジャーでプレー。米国では107勝を挙げ200勝に到達した。

これでダルビッシュは201勝の野茂英雄氏(日本78勝、米国123勝)203勝の黒田博樹氏(日本124勝、米国79勝)のレジェンド2人に次ぐ偉業を成し遂げた。