卓球の「WTTコンテンダー リオデジャネイロ」が20日に開幕。23日からは本戦を迎え、パリ五輪に出場を果たす日本勢も登場する。

■韓国勢がライバルになるか

女子は世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)が第1シードに入り、優勝候補の大本命。早田は7月に控えたパリ五輪ではシングルス、団体に加え、張本智和(智和企画)との混合ダブルスでも出場する。

今大会シングルスと混合ダブルスでエントリーしており2冠獲得の期待も膨らむ。シングルスでは同7位のシン・ユビン(韓国)、同11位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)らとの争いに。張本と組む混合ダブルスでもシン・ユビン、イム・ジョンフン擁する韓国ペアがライバルになるか。

男子シングルスでは、世界ランキング10位の張本が第2シード、同20位の戸上隼輔(井村屋グループ)が第3シードに入り、上位進出と優勝を狙う。張本、戸上いずれも「サウジスマッシュ」を経ての戦いになっており、自身初のトップ20入りを果たしている戸上が張本とともに男子のダブルエースとなれるかは夏に向けてカギを握る。

ほかにも女子では長﨑美柚(木下グループ)や森さくら(日本生命)、男子では田中佑汰(個人)といった選手たちもエントリーしている。日本勢のリオで見せる活躍に期待が高まる。