春の全国交通安全運動(6〜15日)に合わせ、大崎署は11日、品川区立第四日野小学校の1年生を対象に、横断歩道を安全に渡るための訓練を実施した。

佐藤署長(左)やピーポくんと横断歩道を渡る第四日野小の1年生たち=品川区西五反田で


4月6〜15日は全国交通安全運動

 入学間もない1年生69人が参加。交通課の署員が、信号が青でもすぐに飛び出さないことなど安全な渡り方を指導。佐藤直樹署長は「しっかりと右と左を見て、車が来ていなければ大きく手を上げて渡るようにしましょう」と呼びかけた。

 その後、子どもたちは佐藤署長や警視庁のマスコットキャラ「ピーポくん」と一緒に、学校近くの交差点に移動。周りを確認し、手を上げながら横断歩道を渡った。参加した児童は「信号を渡るときに車に気を付けようと思った」「ピーポくんと会えてうれしかった」などと話していた。

 警視庁によると、2023年に東京都内で小学生が関わる人身事故は1109件あり、3人が亡くなった。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2024年4月12日