不要になった学生服などの寄付を呼びかける相模原市職員=同市で
5年以内の品 修繕は障がい者らが担当
回収しているのは、卒園・卒業から5年以内の品。寄付する人は所定の用紙に園や学校の名前を記載し、ボックスに入れる。
修繕を担当するのは、障がい者が通う就労移行支援事業所を運営する合資会社「さんぽみち」(同市中央区)。開店準備中の店舗「学生服リユースさんぽみち」(同)で販売する。新品なら通常1万〜2万円する上着は、3000〜6000円で提供する予定だ。回収品を買い取る場合の査定額を算定し、同額を市の「子ども・若者未来基金」に寄付する。
この取り組みは2022年7月から始まり、別の事業者から「さんぽみち」が引き継いだ。これまで1000点以上の学生服を回収し、基金に12万7123円を寄付している。