高知ファイティングドッグスは、今シーズンから2009年にチームを独立リーグ日本一に導いた定岡智秋監督が11年ぶりに復帰しました。
【4月6日・高知球場】
今シーズンは徳島での開幕戦で2連敗し、ここまで勝ち星がありません。
6日高知球場で行われたホーム開幕戦には、雨の中、500人を超えるファンが駆けつけました。
女性:
「開幕戦のために大阪から来ました。愛媛をこてんぱんにせないかんと思って、応援頑張ろうって話をしました」
男性:
「わくわくしてます。きょう勝つんじゃない、でしょうかね。」
今季初勝利を目指すドッグスは、0対0で迎えた5回裏にタイムリーヒットで先制します。試合が盛り上がる中、球場の一角では、ぜいたくな光景がー。
高知球場の試合で1日1組だけが楽しめる『BBQテラス』です。
男性:
「野球を見ながらバーベキューは最高!」
今シーズンから県内6つの企業・団体が球団の共同オーナーに。龍馬学園もその一つです。
龍馬学園 佐竹新市理事長:
「ここまでまだ一つも勝ってないので、飲んで騒いでみんなで応援します。きょうは勝ちます。」
その後、愛媛に逆転を許したドッグスは、終盤の8回裏、相手ピッチャーの暴投で1点差に詰め寄ります。
そして6番・海辺。
このタイムリーヒットで同点に追いつきます。
なおもノーアウトでランナーを2人置いて、勝ち越しのチャンスが続きますが、あと1本が出ず試合はこのまま引き分けに。今シーズン初勝利はなりませんでした。
【高知FD3ー3愛媛MP】
男の子:
「同点にできてうれしかった。負けよりはまし。」
2人組男性:
「試合としては面白かったけど、勝ちきっとかんと。」
「勝ってほしかった。」
定岡智秋監督:
「負けなくて良かったのか、勝ったほうが良かったのか。正直、引き分けで良かったと思いました。勝ちたいですね。早く一勝したいです」
7日行われたホーム開幕・第2戦は、4対3で勝ち、待望の今シーズン初勝利となりました。