3月、仙台市内の元同僚の男性の家に侵入し、両手首を縛るなどの暴行を加えたうえ、現金など約570万円を奪ったとして無職の男2人が強盗傷害などの疑いで逮捕されました。

強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、いずれも住所不定・無職の小野純一容疑者(71)と斉藤清美容疑者(67)です。

警察によりますと2人は、3月10日未明、仙台市太白区で一人暮らしの70代の男性の家に侵入し、家の中にあったフライパンと電源コードを使って男性を殴り両手首を縛るなどの暴行を加えたうえ、現金や財布など合わせて約570万円を奪った疑いが持たれています。男性は、額と左腕に打撲などのけがをしました。

また、この事件では2人の犯行を知りながら自宅にかくまったなどとして仙台市太白区の無職の男(61)も犯人蔵匿の疑いで逮捕されています。

警察によりますと3人の容疑者と被害者は2023年まで同じ職場で働いていた元同僚で、警察の調べに対し、3人は「間違いない」と容疑を認めているということです。警察が動機などを詳しく調べています。