卓球女子団体でパリオリンピック日本代表に内定している仙台市出身の張本美和選手が初めての大舞台に向け意気込みを語りました。

20日、国際大会へ向け中国に出発するのを前に、羽田空港で取材に応じた張本美和選手。世界を転戦する多忙なスケジュールの中、現在のコンディションは。

張本美和選手:
「休めたかと言われるとあんまり…。高校1年生になって学校に行ったりしていたので。でもコンディションは悪くないですし、すごく元気なので、試合前までにはもっとしっかり調整したい」

張本選手の会見

張本選手は、団体戦メンバーとして今回オリンピック日本代表に初選出。4月に行われたW杯では、女子シングルスで銅メダルを獲得し、現在自己最高となる世界ランキング8位につけています。

張本美和選手:
「W杯ですごく大きなポイントを加算することが出来て、(世界ランク)8位まで上がることが出来てすごくうれしいんですけど、でも満足してはいけないですし、今年の目標は(世界ランク)トップ5に入る事なのでもっと上がっていけるように頑張りたい」

およそ2か月後に控えるパリオリンピック。自身の確かな成長を「夢の舞台」で発揮します。

張本美和選手:
「今持っている自分の力を全部発揮するために、毎大会自分自身を成長させられるようにがんばって、パリ五輪では悔いが残らないように楽しく終わりたいです」