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今週末は、東京や仙台などで花粉が多く飛ぶでしょう。週明け以降も大量飛散が続くため対策が必要です。名古屋から福岡はしばらく花粉は抑えられますが、来週半ばからはヒノキ花粉を中心に多く飛びそうです。

明日23日(土) 東京は花粉の飛散が「多い」

明日23日(土)は大陸からのびる前線や、東北地方を通過する低気圧の影響で、西から次第に雨のエリアが広がりそうです。九州から東海では、雨で花粉の飛散が抑えられるでしょう。

一方、関東は雨の降りだすタイミングが遅いため、午前中を中心に多く飛ぶでしょう。東北も昼ごろまでは花粉が飛びそうです。花粉に敏感な方は、明日もしっかりとした対策が必要です。

東京・仙台では大量飛散が続く

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24日(日)以降も、東京や仙台では花粉の大量飛散が続きそうです。
仙台はスギ花粉が多く飛ぶでしょう。東京はスギ花粉に加え、ヒノキ花粉も飛びそうです。ヒノキの花粉に反応する方は、対策が必要となります。

一方、名古屋から福岡では、天気のぐずつく26日(火)にかけて、「やや多い」または「少ない」日がほとんどでしょう。天気の回復する27日(水)や28日(木)は花粉の飛ぶ量が多くなりそうです。これらの地域ではスギ花粉はピークを越えつつあって、ヒノキ花粉が中心となるでしょう。ヒノキ花粉のピークは4月上旬ごろまで続きそうです。

帰宅後の花粉対策

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外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。