向こう2週間は、広い範囲での秋晴れは続かず、雨が降るタイミングがあるでしょう。気温の変化は大きく、11月に入ると日中は汗ばむくらいになる所が多い見込みです。11月8日立冬の頃には、日差しが届く日でもヒンヤリ感じられるようになるでしょう。

あす29日 東北・北陸・関東を中心に雨 雷雨や激しい雨も

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あす29日は、東日本や北日本の上空5500メートル付近に、マイナス24℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
東北や北陸、関東付近に雨雲がかかり、雨雲は発達しやすいでしょう。所々で雷雨になる見込みです。東北を中心に道路が川のようになるくらい激しい雨が降ることがあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒が必要です。
雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、直ちに、建物の中など安全な場所に移動してください。

※発雷確率とは、雷がどれだけ発生しやすいかを示したものです。オレンジから赤、紫と色ごとに確率が高くなります。

30日〜11月4日 30日は広く秋晴れ 次に天気が崩れるタイミングは?

30日は本州付近は高気圧に覆われる見込みです。全国的に晴れる見込みです。
広い範囲での秋晴れは長く続かず、2日は北海道から北陸付近は、気圧の谷の通過で雨が降るでしょう。この雨のタイミングは、1日程度早まる可能性もあります。今後、最新の気象情報をご確認ください。
この雨の後も、4日にかけて北海道を中心に雨が降りやすく、東北から九州、沖縄も天気はゆっくり下り坂に向かうでしょう。

11月5日〜10日 5日は広く雨

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この期間は、広い範囲で晴れる日は少ないでしょう。

5日は、気圧の谷の通過で、広く雨が降り、雨脚が強まることもある見込みです。

6日はスッキリ天気回復とはならず、7日には、寒気が流れ込むでしょう。この寒気の予想にはまだ幅がありますが、北海道では平地で雪になる可能性もあります。東北の日本海側、北陸にも雨雲がかかり、山では雪になることがあるでしょう。今後、最新の気象情報をご確認ください。

寒暖差に注意

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向こう2週間は、寒暖差が大きくなります。
秋の爽やかな陽気は10月末まで続くでしょう。11月に入ると、最高気温は九州から関東で25℃以上の夏日になる所が多く、汗ばむくらいでしょう。朝晩はこの時期らしく冷えますので、一日の気温差も大きくなります。

8日は二十四節気の「立冬」、暦の上では冬です。8日頃には、日中もこの時期らしい気温が続くようになるでしょう。日差しが届く日でも、空気がヒンヤリ感じられそうです。

この先、気温の大きな変化で体調を崩さないようお気をつけください。気温と服装の目安も参考になさってください。