東京や仙台はもう少しスギ花粉のピークが続き、「非常に多い」飛散となる日が多いでしょう。万全な対策を。スギ花粉のピークを越えた所も、次第にヒノキ花粉がピークを迎えそうです。

東京や仙台は「非常に多い」飛散も

福岡から大阪はスギ花粉のピークは越えましたが、21日(木)と22日(金)は「やや多い」または「多い」飛散の所が多いでしょう。名古屋は22日(金)頃まで「非常に多い」飛散となりそうです。23日(土)頃からは雨が降り、花粉の飛散は抑えられる所が多くなるでしょう。

東京や仙台はもう少しスギ花粉のピークが続き、「多い」や「非常に多い」飛散の日が多くなりそうです。マスクやメガネなどで万全な対策をなさってください。

ヒノキ花粉がピークに

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スギ花粉のピークは越えた所が多いですが、東京や仙台はもう少し続くでしょう。3月下旬はヒノキ花粉のピークが次第に始まり、4月上旬にかけて続く所が多くなりそうです。

花粉シーズンも後半ですが、まだ注意が必要です。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。