16強入りを果たしたナカシマ
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22歳のナカシマは2022年に行われた21歳以下最終戦NextGenATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)で優勝。世界ランクも自己最高43位を記録した。しかし、2023年シーズンは負傷により世界ランクが大きく低下。復帰後はチャレンジャー大会を中心に回り、徐々に世界ランクを上げツアー大会出場まで復活してきた。
今大会は1回戦で世界ランク49位のD・エヴァンス(イギリス)をストレートで下して初戦を突破。2回戦ではこの試合が初戦となる第2シードのルブレフとの激突となった。
この日は6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルブレフに1度もブレークを許さないプレーを見せると、リターンゲームでは5本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないルブレフに対し1度ブレークに成功。第2セットでは接戦となったタイブレークをものにし、1時間53分で勝利した。
3回戦では第13シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦する。エチェベリーは2回戦で予選から出場した世界ランク229位のN・ハート(ドミニカ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたルブレフは3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に続き3大会連続の初戦敗退となった。
同日には元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)や世界ランク50位のT・マハーチ(チェコ)、同59位のD・ラヨビッチ(セルビア)、同99位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)らが1回戦に勝利し初戦突破を決めている。
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