33歳でツアー優勝を成し遂げたシュトルフ
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世界ランク28位で25日には34歳を迎えるシュトルフが同大会の本戦に出場するのは2年連続9度目であり、最高成績は2021年の準優勝。今大会では初戦となる2回戦で同89位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、準々決勝で第5シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、準決勝で第2シードのH・ルーネ(デンマーク)を下し決勝進出を決めた。
世界ランク15位のフリッツと顔を合わせた決勝戦、開始から互いに1度ずつブレークを奪うと、その後はサービスキープが続く。第10ゲームではフリッツにセットポイントとなるブレークポイントを3度握られるも全て凌ぐとシュトルフが直後の第11ゲームでブレークに成功し第1セットを先取する。
続く第2セット、勢いのまま第1ゲームでブレークに成功したシュトルフは第7ゲームで2度目のブレークを奪いゲームカウント5-2とリード。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームで1度ブレークを返されるも第9ゲームで3度目のブレークを果たし、1時間19分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシュトルフのコメントを掲載し「信じられない気分。長い間、待っていた。僕は33歳で、ツアーで長くプレーしてきた。ここドイツで優勝できるなんて、本当に素晴らしい気分だよ」と語った。
「今週は良いテニスができた。とても満足している。良い選手に勝てたし、今日それができて信じられないくらいうれしいよ」
また、シュトルフはツアー大会のシングルスで初めて優勝した選手として3番目に年長の選手に。2016年に34歳7か月で初優勝したP・ロレンジ(イタリア)、2015年に34歳6か月でタイトルを獲得したV・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)に次ぎ33歳11か月でトロフィーを掲げている。
一方、敗れたフリッツはクレーコート大会初優勝とはならず、今季2度目のツアー大会制覇を逃した。
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