(左から)シュワルツマンと錦織圭
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク8位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)は5日にSNSを更新し、2025年のアルゼンチンでの大会を最後に現役を引退することを表明した。

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31歳で身長170cmとテニス界では小柄なシュワルツマンはこれまでシングルスでツアー4度の優勝を達成。2020年10月には世界ランク8位を記録し、同年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場も果たした。

四大大会では2020年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト4に進出。

BIG4と呼ばれるR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)、A・マレー(イギリス)の全員と対戦を経験しており、フェデラーには0勝4敗、ナダルには1勝11敗、ジョコビッチには0勝7敗、マレーには1勝0敗となっている。

また、年齢の近い34歳の錦織圭とも5度対戦しており、対戦成績はシュワルツマンから2勝3敗と拮抗している。

そのシュワルツマンは昨年から不調に陥っており、ツアー本戦での白星は昨年10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)1回戦以来 約7ヵ月挙げられていない。

そしてこの日、自身のインスタグラムを更新し、2025年に母国アルゼンチンで開催される大会を最後に現役を引退すると表明した。

この投稿にはD・ティーム(オーストリア)やS・ワウリンカ(スイス)ら現役選手や、身長208cmのJ・イズナー(アメリカ)や身長211cmのR・オペルカ(アメリカ)といった対戦する度にその身長差に注目が集まった選手からもメッセージが寄せられている。

また、シュワルツマンの活躍に刺激を受けてきた世界ランク22位のF・セルンドロ(アルゼンチン)、同28位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)、同31位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)、同48位のF・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)、同99位のP・カチーン(アルゼンチン)ら20代のアルゼンチン人選手も惜別のメッセージを送っている。


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